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私たちについて

家族

東馬場家は戦国時代の武将・武田信玄の重臣で武田四天王のひとり馬場美濃守信春ばばみののかみのぶはるの末裔と伝えられています。

山頂に鎮座し「天空の神社」と謳われる武蔵御嶽神社の御師おし調師ととのしを世襲する神職一家としてその家系は400年以上続いています。

現在は御師・調師ともに14代目夫婦と15代目夫婦で務め、小さな3人の16代目候補たちは元気に成長中です。

御師おし:神様と人の仲執持なかとりもち。神社の神職であり、 祈祷、参拝、宿泊のお世話をします。

調師ととのし:薬草や自然の力、心を込めた手料理とおもてなしで 心身を調えるお手伝いをします。

 

 

建物

東京都御岳山の標高816メートルに佇む東馬場の建物は、慶応2年(1886年)の6月16日に竣工しました。

奇跡的に江戸時代の姿をそのまま留め、建築上たいへん貴重な建物として東京都の有形文化財に登録されています。

背景には、東馬場家の10代目当主が愛する妻のために寂しくないようにと彼女の実家と同じ間取りで建てたというラブストーリーが潜んでおり、令和になった今でも子孫である東馬場家の住居であり宿坊でもあります。

建物の中には、書院造り風の格式高いお部屋や内神殿といった厳格な造りのみならず、昔の人の落書きや囲炉裏の煙の跡、厠や室、ガラスのない窓なども現存し当時のリアルな生活を垣間見ることができます。

建物は現在も東馬場家の住居のため、見学は外観のみとさせていただいておりますが、茶屋をご利用の方は客室4間(縁乃間、中乃間、神前乃間、言乃間)をご見学ただけます。

また、宿坊にご宿泊の方は下図の客室144.09㎡を貸切でおくつろぎいただいております。

 

客室